はじめに
「証券口座っていろいろあるけど、どこで作ればいいの?」
「楽天とSBIが人気らしいけど、違いってなに?」
そんな疑問を持つ初心者は多いです。実際、つみたてNISAやインデックス投資を始めるなら、
「楽天証券」か「SBI証券」のどちらかを選べば間違いなしと言われるほど、どちらも優秀なネット証券です。
この記事では、楽天証券とSBI証券を5つのポイントで比較し、自分に合った証券口座の選び方をわかりやすく解説します。
投資は、証券口座を作った時点でもう“勝ち組の入り口”に立ってる。
あとは、自分に合った場所で育てていくだけです。
比較①:使いやすさ(アプリ・サイト)
- 楽天証券:
初心者でも見やすい画面と、楽天経済圏との連携で「ポイントも一緒に管理しやすい」のが魅力。
アプリ「iSPEED」も使いやすく、UIがシンプル。 - SBI証券:
操作に慣れるまで少し時間がかかるかも。ただし、アプリ「SBI証券 株アプリ」はリニューアルでかなり改善中。
💡ポイント:
「スマホだけで完結したい」「画面が見やすい方がいい」なら楽天証券がおすすめ。
ストレスなく使える環境は、継続の原動力になる。
比較②:取り扱いファンドの種類
- 楽天証券:
主要ファンドはほぼ網羅。楽天オリジナルのインデックスファンド(楽天・VTなど)も人気。 - SBI証券:
国内最大級の品揃え。特に米国ETFや投資信託の数が多く、選択肢はSBIが上。
💡ポイント:
「とにかくたくさんのファンドから選びたい」「いずれ米国ETFもやってみたい」という人はSBI証券が有利。
選択肢が多い環境に身を置くだけで、知識も自然と増えていく。
最初はわからなくても、選べる幅が成長の余白になる。
比較③:ポイント投資・還元率
- 楽天証券:
楽天カード決済で月5万円まで投資可能。1%ポイント還元(※2024年改定あり)
→ 楽天経済圏の人にとっては超お得。 - SBI証券:
三井住友カード(NL)などを使えば、最大0.5〜1%還元。
→ ただし設定がやや複雑で慣れが必要。
💡ポイント:
「楽天カードをすでに持ってる」「楽天市場をよく使う」人は、楽天証券でのポイント投資が圧倒的にラクでお得。
すでに持っている“日常の資産”をうまく活かせば、投資はもっと手軽に始められる。
比較④:成長投資枠(新NISA対応)
どちらの証券会社も、2024年からの新NISAに完全対応。
つみたて枠・成長投資枠ともに、主要ファンドをバッチリカバーしています。
💡ポイント:
新NISAも安心して使える。迷うなら「使いやすさ」や「ポイント制度」で選ぶとOK。
制度の変化に振り回されず、ちゃんと“活用できる側”に回れる自分でいたい。
比較⑤:将来の拡張性(中級者以降の話)
- 楽天証券:
米国株も買えるが、ETFの定期買付など一部機能はSBIにやや劣る。 - SBI証券:
ETF定期買付、外貨建て決済、iDeCoなど、将来を見据えた機能が豊富。
“本格的な資産運用にも対応”できるのが強み。
💡ポイント:
「最初は少額だけど、将来的にいろいろやってみたい」ならSBI証券が向いている。
今はシンプルに。将来は自在に。
その成長に合わせて、証券口座も変化に対応できるかがポイントです。
まとめ:初心者におすすめなのはどっち?
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| アプリの使いやすさ | ◎ 初心者にやさしい | ○ 慣れれば使いやすい |
| ファンドの種類 | ○ 必要十分 | ◎ 圧倒的に多い |
| ポイント投資 | ◎ 楽天ポイントで簡単 | ○ 条件次第で還元率アップ |
| 新NISA対応 | ◎ | ◎ |
| 将来の拡張性 | ○ 必要十分 | ◎ 中級者以降も使いやすい |
結論
気軽に始めたい・楽天ポイントを活かしたい → 楽天証券
ファンドの選択肢や将来の自由度を重視したい → SBI証券
どちらを選んでも、つみたてNISAやインデックス投資は十分にスタート可能です。
大切なのは、「どこが正解か?」ではなく、
「自分に合った場所で、いつから動き出すか」。
今の一歩は、小さいかもしれない。
でも、それを踏み出せた人だけが、**“資産を育てる日常”**を手に入れていく。
次回予告
次回は【よくある投資の勘違い10選】をテーマに、
「初心者がやりがちな間違い」「SNSで広まりがちなウワサ」などをピックアップして、投資のリスクを避けるためのヒントを紹介します!
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